私が栄養を発信する理由
こんにちは!管理栄養士のユウコです。
今日は私が栄養を発信していこうと思ったきっかけ。
私の病気の事。
ちょいと重めの話になりますが大きな転機になったので残しておこうと思います。
きっかけは病気でした
私が病気になったのは約2年前。2020年の10月。
突然市役所から携帯に電話が入り、
『子宮頸がんの可能性があります。至急精密検査をしてください。』
というお知らせが入ったことでした。
一瞬ちょっと何を言われているのか分からない。
内容を聞き、電話を切ってしばらくしてから
えっ子供たち。。どうしよう。。。
突然の電話一本で頭が真っ白になったのを覚えています。
現実とすぐに捉えられない状況の中
とりあえず携帯電話でスケジュールを見て、病院に行ける日があるだろうか確認。
スケジュールを見てみると、
2歳息子とのスタジオ記念撮影の予約や、娘たちの塾の送迎や運動会、部活の送迎、
私自身もいろいろな講座に参加したり好きなことでスケジュールが溢れていました。
スケジュールをみながら涙がポロポロ。
これからどうなっていくんだろう。。。
何から考えればいいのか分からない感じでした。
あの時はほんと辛かったな。
暗いトンネルから見える光
何日かはとても落ち込みましたが、子供たちはいつも通り元気です。
旦那にその事実を伝えると絶対に泣かない旦那が泣いていました。
少しして何かを決心したかのように一緒に頑張ろうとひとこと言って
前向きになれるように考えてくれたことがすごく助けになりました。
子供たちは相変わらず元気でいつも通り笑っています。
子供のためにも自分のためにも毎日を前向きに生きようと自然と気持ちが切り替わり
私がやるべきこと。一つずつ考えるように。
悔いのない人生。
今までこんなにリアルにそのことについて考えたことがなかったですね。
病気が生きかたを教えてくれた気がします。
私は何が出来るんだろう。何を残すことが出来るんだろう。。
そればかり考えていました。
分子栄養学との出会い
少しでも身体を良い状態に戻そうと以前から興味があった分子栄養学に頼りました。
何故病気になったのか。
これから私の体が良い状態になるためにはどうすればよいのか。
必死に学び、その道の専門の病院にも通いました。
精密検査の結果が届き、私の病名は子宮頸がんの中度異形成という状態で確定。
まだ癌になる手前の状態。経過観察で様子を見ていくことになりました。
大事には至っていなくてとりあえずよかった。
分子栄養学を取り入れた病院で血液検査をすると重度の貧血です。
毎年の会社の健康診断では分からなかった。
いわゆる隠れ貧血。
フェリチンという貯蔵鉄を知る指標になる数字が5という数字。
分子栄養学的にみると女性は20以上ほしいところ。
もう鉄の貯金なしの体。少なすぎでした。
なるほど。
貧血だと免疫機能が落ちてしまい
防御できるウイルスだったかもしれないのに
私の体は戦えなかったんですね。
だったら栄養でなんとかしよう。
その時は栄養を急務に体の中に入れないといけないということで病院から医療機関専用のサプリメントも処方してもらい、食事も3食きちんと食べて半年間は体質改善に取り組みます。
身体が元気になることで改めて栄養のすごさを実感
3か月必死で食事改善に取り組むとフェリチンも少しずつ改善してきました。
すると不思議なくらい心と体が元気に。
ちょっと歩いても息が上がるほどの体力のなさでしたが、小走りしてもあの時とは感覚が違います。
仕事が終わると疲れすぎていて30分眠ってからしか夕食が作れなかったのに、
元気に夕食がつくれます。
以前の私からは想像つかないくらい。。。
本当は動けない体で毎日無理しすぎていたんだな。
だからイライラもとまらなかったんだな。と思いました。
以前の私は子供たちの食事を準備しても『自分は忙しいから』と出勤する車の中でパンなど簡単なものばかりで済ましていて夕食もちゃんと食べていなかったです。
ちゃんと食べて栄養が整っていたら。
免疫力が私にあれば病気が防げたかもしれません。
そういう当たり前だけど大事なことが栄養士であるのに日常に落とせていなかったですね。
病気になった私が改めて栄養が大事だと思った出来事です。
分子栄養学を学びながら食事を見直した結果、本当に元気になりました。
忙しいママたちに伝えたい。出来るだけ簡単に取れる栄養を
ママたちって基本忙しいです💦
自分の事は後回し。
ご飯作るのもしんどいと思いながらも毎日頑張っているママたちに
栄養で元気になってほしい。
料理が上手じゃなくても自分が出す食事で自分も家族も今よりもっと元気になれる。
そういう考え方をママたちに広めていきたいです。
私が一番伝えたい事
『やりたいことがやれる心と体は食事から。毎日の食べ物が私たちの体を作っている』
ママたちを応援しています。
今まさに、毎日疲れて家事をしているママへ。
頑張りすぎなくても大丈夫。
家族を大事に思うように自分も大切にしてくださいね。